尾鷲シードリームと梶賀ダイビングサービスで、水中ガイドの伊藤です。 ホームグランドである東紀州の四季折々を、水中写真でお伝えしたいと思います。

ギャラリー
  • 7〜10月の総集編
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海況データ:梶賀 コカジカ前 水温21.5〜22.5℃ 透明度5〜6m 波なし

前回はオキナワベニハゼの卵保護をお伝えしましたが、

本日は オオスジイシモチの保育を観察してきました。

水深5mのゴロタ石の隙間に単独で潜む個体が、

口元が膨らんでいる。

 ishi2

おっ、口の中に光るものが、

しかし、次の瞬間、

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警戒してお尻を向けてしまいました・・・

待つこと40分、

ishi3

こっちを向いてくれました。

明らかに卵を保育しているオスの個体、

拡大すると、

ishi4

卵の中に稚魚の目が確認できます。

ishi5

そして、定期的に卵塊を吐き出して、

新鮮な水を子供達に供給しています。

ishi6

このオオスジイシモチ、メスが産んだ卵を、

オスが咥えて保育する育メンなのです。

ハッチアウトの瞬間を捉えたいですねー

本日もご閲覧ありがとうございます。

文:伊藤英昭
 

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