尾鷲シードリームと梶賀ダイビングサービスで、水中ガイドの伊藤です。 ホームグランドである東紀州の四季折々を、水中写真でお伝えしたいと思います。

ギャラリー
  • 7〜10月の総集編
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海況データ:魚礁 一ツ石 水温 水底18.0℃ 水面19.0℃
        透明度 4~6m (一昨日の大雨の浮遊ドロの残り・水は青いです)
        波無し

 一本目の魚礁、最近はまっているクダヤギクモエビをチェック、

kudayagi


 このクダヤギ、トゲトサカに似てますが、幹が固くて、

魚礁ブロックの最下段23mの壁面にひっそりと付いてます。

kumoebi


根元の辺りを細い指示某棒で探ると、姿を現します。

クダヤギは折れやすいので、観察の際はご注意を。

odori


砂地を移動すると、ムラサキハナギンチャクにオオモンハタが着底してます。

オドリカクレエビのクリーニングです。

sakura1


サクラダイの雄、

kingyo1

キンギョハナダイの雄、

梶賀では雄群れ、雌群れが見られるようになりましたが、

尾鷲では未だ群れを形成してません。

しかし、水温上昇に伴い群れになり、

求愛行動が観察されると思われます。

kope

コペポーダも増えて、卵塊がぷりぷりです、

寄生するのはグビジンイソギンチャクだけです。

hakusen1


二本目の一ツ石、

水深18mの砂地、スナイソギンチャクでウツボが着底、

ハクセンアカホシカクレエビがクリーニング中、

頭の上に乗ってます。

hakusen2


ウツボの口腔内を掃除しようとしてます。

toge


トゲトサカが元気です。

usuba


ウスバワツナギソウも光ってます。

この海藻、空気中に上げると茶色になります、

ダイバーだけが見られる色。

aya


そして、注目のアヤニシキの嚢果、

まだ白く小さいですが、

水温の上昇とともにパンパンに膨れて、

胞子の放出シーンが観察できます。

要チェックですよ!!

aya2


これがアヤニシキ、よく見てると思います。

bera


安全停止の根上はフクロノリにベラが増えてました。

本日もご閲覧ありがとうございました。

文:伊藤英昭

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