尾鷲シードリームと梶賀ダイビングサービスで、水中ガイドの伊藤です。 ホームグランドである東紀州の四季折々を、水中写真でお伝えしたいと思います。

ギャラリー
  • 7〜10月の総集編
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 冬の名物、サビハゼの繁殖活動も終わり、
季節は移り変わり、春の景色へと変化を遂げてます。
梶賀コカジカ前の水深5m砂地の風景です。

写真 2017-03-26 13 17 29

一面がフクロノリに埋め尽くされています。
ここ、半月で爆発的に増え、
そして、この海藻に混ざって、ミル藻という枝状の海藻がちらほら、
それをジックリ観察すると、

写真 2017-03-27 12 50 01

ヒメイカです。
世界最小のイカで、胴体に粘着物質を備えていて、
このように海藻にくっ付くことが得意、

写真 2017-03-22 12 08 19

 体長は5mmくらいですが、なかなか可愛らしいです。
寿命はわずか3か月で、捕食&産卵シーンを狙っていきたいです。

そして、こちらはナガレモエビです。

写真 2017-03-27 13 00 03

 海藻の色に同化しているようで、
緑バージョンと茶色バージョンがいてます。

次はウミウシ達、
まずはミドリアマモウミウシ
写真 2017-03-22 12 34 22

そして、これは擬態が上手で探すのがちょっと大変なヒラミルミドリガイ、

写真 2017-03-22 12 45 20

 魚類で目立つのが、アナハゼYG、
なぜか、冬場に成魚が見つけられず、
繁殖観察を断念したのですが、
不思議といっぱいいます。
いったい何処で産卵していたのか?

写真 2017-03-27 13 30 34
 
最後に尾鷲で初お目見え、
もしかしたら東紀州で初確認の、
フィコカリス・シムランス!!

写真 2017-03-27 10 38 46
 
この1月に串本で見たのですが、
ホームで見つけることができ、大興奮でした。
大きさな3mmくらいで、ミル藻に付いてました。

このように、藻場は新しい命の宝庫 、
たっぷり2ダイブは楽しめますよ!!

文:伊藤 

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